「ブレーン」特集ページ

若手デザイナーが持ち回りで担当しているという

雑誌「ブレーン」特集ページのトビラデザイン。

本日発売の10月号「デザインのロジカルプレゼン」は、

ハツメイの成戸紘平が担当させていただきました!

ぜひご覧ください☆


「LOVE展」

なにかと話題の「LOVE展」。

個々の作品を考えると正直、玉石混淆のようにも思いますが、、、

「LOVE」というテーマのもとに集められた作品群としての迫力は満点。

5部構成が効いていてお説教くさい感じもなく、楽しめました。

現代らしいインスタレーションが多く、

草間彌生の新作《愛が呼んでいる》をはじめ撮影可のゾーンもあり。

ちょっとお得な気分です☆

森美術館で9月1日まで。みなさまもぜひ!


其礼成心中

三谷幸喜氏が近松門左衛門に捧げるオマージュ、「其礼成心中」。

昨年見逃したのを後悔していたところに、ありがたい再演でした。

素材になっている「曽根崎心中」も「心中天網島」も、実際に起こった事件を作品化したもの。

江戸時代のヒット作は、大体このスタイルです。

特に興味深かったのは、

網島ブームに圧されて商売に行き詰った曽根崎の饅頭屋が、近松に抗議に行く場面。

「(客を取り戻すため)また曽根崎を書いてほしい」と懇願する饅頭屋に近松が浴びせるのは、

「書いて欲しければ、書きたくなるような“それなり”の事件を起こせ」、という言葉でした。

起こったことが書かれ、書かれたことが起こる――。

「心中ブーム」をめぐる軽快で愛らしい物語から浮かび上がるのは、虚構と現実のイタチごっこ的関係です。

「創作」というもののプリミティブな意味と役割を再確認できたように思います。

もう一つ興味深いのは、

見終えて数日経った今、想起される舞台の中心に在るのが、

黒子に操られている人形の姿ではなく

まぎれもない人間の姿であるということ。

喜怒哀楽はもちろん、息吹、魂までもを人形に与える伝統芸能・文楽。

すばらしいです。

某市長さんにもオススメしたい一作!


タイピスト!

昔は大好きだったフランス映画ですが、

そのゆったりとしたペースに付き合う気力がなく正直敬遠ぎみでした。

でも、「タイピスト!」にそんな心配は無用!

フレンチポップな世界観も、「ロッキー」にも通じるスポ根エッセンスも、

観る人の心をぐんぐん盛り上げてくれます。

ヒッチコックやゴダールを彷彿とさせるシーンの数々にも、ときめいてしまいました☆

東京での公開は8月17日からだそうです。

みなさまもぜひぜひ!


闇と光

サイモン・マクバーニー演出「春琴」の再再再演。

初演に続き、二度目の観劇となりました。

「春琴抄」と同年(昭和8年)に発表された「陰翳礼讃」の世界観を多分に取り込み、

闇の美しさを際立たせた演出は見事。

その古風な文体のため、「春琴抄」は谷崎潤一郎作品の中でも読みづらい部類だと思うのですが、

翻訳で享受したのであろうマクバーニー氏の演出のおかげで、斬新かつスマートな舞台に仕上がっています。

そしてまた、

浄瑠璃のような人形に生命を吹き込んでゆく、

可愛らしい、猛々しい、艶めかしい深津絵里さんの声にも圧倒されました。

再再再再演(?)の折にもまた駆けつけたいと思える、

こんな舞台には滅多に出会えません。

本当にステキな作品ですので、みなさまもぜひ!