『プルートゥ PLUTO』

(原作:浦沢直樹×手塚治虫/演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ/Bunkamuraシアターコクーン)

手塚治虫「史上最大のロボット」をリメイクして人気を博した、浦沢直樹の「PLUTO」。

人気振付師・シディ・ラルビ・シェルカウイによって、唯一無二の舞台に仕上がっています。

まず素晴らしいのは、森山未來さんをはじめとするダンサーのみなさんの身のこなし。

機械(ロボット)っぽさと人間っぽさが絶妙に入り混じる自由自在な動きに、心底ホレボレしました。

そして、上田大樹さんのスタイリッシュな映像が最高!

ナイロンでも大人計画でもいつもステキなステージを創られていますが、

マンガと融合させた今回の表現はまた格別です。

身体表現の奥深さと、映像の無限の可能性を感じられる作品。

先日は立ち見もいっぱいで、劇場全体が熱気に溢れていました☆


『ビッグ・アイズ』

ティム・バートンの新作、試写会で観て来ました。

『ビッグ・アイズ』は、60年代のアメリカで大ヒットした絵画シリーズの作者をめぐる物語です。

作者として時の人となった夫・ウォルターは、口先だけ一流の超ダメ人間。

本当の作者である繊細で内気な妻・マーガレットは、部屋に軟禁された状態で絵を描き続けた末、

意を決して夫を告発します。

60年代の社会状況や夫婦関係を考えると正直、

「まぁ、そういうこともあったんだろうな。。。(きっと、日本にもたくさん。。。)」という気もしますが、

それでもやっぱり「こいつだけは許さん!!」と観る人をイラつかせる、

ウォルターのイヤな奴っぷりが本当にすごいです。

たとえ無能でも、ここまで残念な人間でなければ、妻も納得できただろうに。

シングルマザーだったマーガレットは、もともと生活の安定のためにウォルターとの再婚を急いだのだし、

なんだかんだ言ってウォルターのペテン的商才がなければ、

豪邸に住むことも自分の絵が世間に評価されることもなかったのだから。。。

こう考えると、つまるところ互いの「我」のぶつかり合いのようなバトルです。

その他、夫婦間以外にもさまざまな人間関係の機微が描き込まれています。

また、アートとビジネスの境界、画家とイラストレーターの境界など、

なんだかちょっとひっかかる問題提起もちょこちょこと差し挟まれていて、興味深く感じました。

劇場公開日は、1月23日だそうです。みなさまもぜひ☆


『あいまいな空間』

チラシやパンフレットを制作させていただいたお芝居、

『あいまいな空間』(作・演出:高松明子/製作:FREE(S)/シアター711)。

本日本番を観て来ました。劇場は見事、超満員!


個性豊かな役者さんたちの魅力的な演技に惹きこまれ、

思わず笑ってしまったり、涙ぐんでしまったり。

テンポよく展開してゆくドラマの中に、

生と死、心と身体、経済格差やジェンダーなど、さまざまな問題が織り込まれていました。

ひとひねり効いた高松さん流「生の賛美」(?)。とっても面白いです!

明日の連休最終日は、みなさまもぜひ下北沢へ☆


HAPPY NEW YEAR 2015

あけましておめでとうございます。

開眼したハツメェ~だるま、願い叶って右目も入れられるように一同精進いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

みなさまの2015年が、わくわくなハツメェ~に溢れた毎日でありますように☆