PLAY:『命売ります』(三島由紀夫原作/ノゾエ征爾 作・演出)

三島由紀夫作品の舞台化が続いています。『豊饒の海』も気になりつつ、『命売ります』の方へ。師走はじめのバタバタの中、エンタメを欲していたもので。。。

1968年に『週刊プレイボーイ』で連載されたこの作品は、自殺し損ねたコピーライター・山田羽仁男が「命売ります」という新聞広告を出すところから始まる冒険活劇。自分の命を他人に差し出したはずの羽仁男が最後に行き着くのは、ちょっと意外な場所です。

秘密組織のボス、子持ちの吸血鬼など、くせものだらけの展開は、60年代のゴチャゴチャした雰囲気を覗き見している気分でワクワクします。原作で感じていたその空気が、舞台でもビシビシ伝わってきました。

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